高濃度水素イオン水ジェル「バッサ」誕生秘話
株式会社ササキ代表取締役 佐々木秀介
平成5年(1993年)私が39歳の時、勤めていた会社が倒産したのを機に一念発起して「株式会社ササキファイル」という会社を興しました。鉄工用鑢(ヤスリ)を中心とした機械工具を扱い順調に成長しておりましたが、平成12年(2000年)10月、再びの試練で会社倒産の一歩手前までの窮地に陥ってしまいました。
その年の暮れ、途方に暮れていた私に忘年会をやろうと誘ってくれた友人がいました。彼は私に「この化粧品を扱ってみないか」と持ちかけてくれたのです。
しかし、「使ってみるよ」の言葉だけで、実際に使ってみることはありませんでした。
工具屋のおやじが化粧品なんて・・・化粧品というイメージに頭の中を切り替えることができなかったのです。
忘年会から3か月位経過したころ、友人から「化粧品を使ってみてどうだった?」との連絡がありました。当然使っていない私は「ああよかったよ」のあたりさわりのない返事しかできません。それを見抜いた友人は「とにかく使ってみろ!!」と強く勧めてくるのです。仕方なく、妻に頭を下げて使ってもらいました。すると2、3日して「あなた、これは良いものかもしれない」と言われたのです。すぐに母親にも使ってもらい、自分自身でも使ってみたのです。これが、高濃度水素イオン水ジェル「バッサ」との出会いでした。
さらに友人に頼み込んで使ってもらうと、このジェルを使ったら色が白くなってきてハリが出てきた。友達にエステ通ってるの?と聞かれるようになった。
アトピーで悩んでいる知り合いにも使ってもらったところ、顔につけているうちに手のひらまでキレイに治って、数回しか使ってないのに効果が早かったので驚いた。という言葉を聞き、私自身反響の大きさに驚き直ぐ友人に連絡を入れ、その正体を問い合わせました。
それは当時「強電解酸性イオン水ジェル」と呼ばれ、水の研究を数十年行なっているベンチャー企業によって開発され、昭和大学歯学部から「殺菌効果」と「創傷治癒効果」があるジェルとして日本口腔機能水学会において学術発表されているものでした。
「口に入れても安全な化粧品?」「そんなものは信じられない!!」「化粧品は口にいれてはいけないものではないのか!?」しかし、考えてみれば、「口にできないものを顔や肌に塗るなんて本当は怖いことなのではないか!?」そんな自問自答を繰り替えしながら、いろいろと世の中の化粧品について調べてみました。
このイオン水ジェルは、口内炎だけでなく、その殺菌力からアトピー性皮膚炎や、ニキビ、あせもなどに対し病院の治験で立証されていたり、洗顔でアルカリ性に偏った肌が弱酸性の状態に戻るのに8~10時間かかるといわれているなか、このジェルは、肌を速やかに理想的な弱酸性に戻す効果など、次々にその力の凄さを知ることになったのです。
このイオン水ジェルの出会いから約2年の時を経て、「株式会社ササキファイル」は、基礎化粧品を製造販売する「株式会社ササキ」へと生まれ変わり、私自身も大きな転機を迎えたのです。
化粧品に全く縁のなかった私は、この商品をどこで、どうやって売ったらいいのか?そんなことからスタートし、多くの人の手を、店頭実演販売でマッサージしました。口に入れての実演をしたこともありました。
時には、「化粧品を飲むなんて毒を飲むのと同じこと。命を張って商品を売るなんて」と言われたこともありましたが「口に入れられない化粧品を使っている多くの女性たちに、本当によいものを知らせたい!!」「真のスキンケア=お肌への気遣いをしてもらいたい!!」という一心で店頭に立ち続けたのです。
その思いが少しずつ広がり、今では、日本全国の店舗様でお取り扱いいただけるまでになりました。一人でも多くのお客様に美しくなっていただきたい。自信に満ちた素敵な笑顔になっていただけるよう、これからもバッサの素晴らしさを伝え続けて行くことが、私の生涯の仕事と思っております。