【専門家監修】美容液オイルのデメリットとは?肌に合わないと感じた時の対処法も解説
「美容液オイルを使うとデメリットがあるって本当?」
「美容液オイルのデメリットってどういうもの?」
美容液オイルには、どんなデメリットがあるのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では美容液オイルとはどういうものなのか、美容液オイルのデメリットやメリットなどについて紹介します。また、美容液オイルが合わないと思った場合の対処方法についても紹介しています。
この記事を読むことで、美容液オイルにはどのようなデメリットやメリットがあるのかが分かるでしょう。もし美容液オイルを使って、肌に合わないと感じた時の対処方法も知ることができます。
美容液オイルの効果が気になっている方、肌に合わなくてどうしたらいいのか悩んでいる方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
オイル美容液とは
「美容液オイル」は、美容のために顔や体、髪などに使えるオイルのことです。
美容液オイルとして使われているオイルには馬の脂肪からとった「馬油」やスクワレンが原料の「スクワランオイル」、ホホバの種子から抽出した「ホホバオイル」やアルガンツリーの実を抽出した「アルガンオイル」、「オリーブ果実油」や「ツバキ種子油」などがあります。
これらのオイル1つを美容液オイルにしたものや、複数のオイルをブレンドした美容液オイルがあるでしょう。
美容液オイルのデメリット5選
美容液オイルは植物の実や種子、馬の脂肪などから抽出したオイルですが、美容のために使う際にはいくつかデメリットがあります。ここでは美容液オイルを使った際の5つのデメリットについて紹介していきます。
美容液オイルの使い方に悩んでいる方や、美容液オイルを使っていて肌に合わないと感じている方、美容液オイルを使った方がいいのか迷っている方は、こちらをチェックしておきましょう。
1:ベタつく可能性がある
美容液オイルを使ったことでベタついてしまったり、テカリの原因になってしまったりする可能性があります。化粧崩れの原因になってしまうこともあるでしょう。
美容液オイルのベタつきを防ぐには、適量を手にとって使うことが大切です。美容液オイルはサラサラしているため、つい適量より多くとってしまうことがあるでしょう。そのまま使ってしまうとベタつきやテカリが起こる可能性があるため、注意が必要です。
2:お肌に合うか分からない
オイリー肌(脂性肌)の人には美容液オイルが合わない可能性が高く、美容液オイルを必要以上に使っていると、皮脂腺のはたらきが鈍ってしまう可能性もあるでしょう。
皮脂腺のはたらきを鈍らせてしまうと必要な皮脂が分泌されず、かえって乾燥しやすくなる可能性があります。肌の乾燥が気になっている方は、注意してください。
出典:オイル|イデリア スキンクリニック代官山
参照:https://www.iderea.jp/skinlab/shiwa/case05/oil.html
3:使用する順番が分かりづらい
一般的なスキンケアの方法として、乳液やクリームは最後に使うため、美容液オイルもそうだろうと最後に使っている方もいるのではないでしょうか。
美容液オイルの場合は、スキンケアの最初に使うことが主流になっています。また、他のスキンケア用品と混ぜたり、最後に使ったりする方法もあります。美容液オイルを使う順番はいくつかあるため、使用する順番が分かりづらいことはデメリットでしょう。
4:ニキビを悪化させる可能性がある
ニキビ肌の方には、美容液オイルの使用はあまり向かないでしょう。
ニキビ肌は皮脂がすでに多い状態です。そこに美容液オイルをつけてしまうと、油分が増え過ぎたことで毛穴の詰まりが起きやすくなってしまい、さらにニキビができやすくなってしまいます。
出典:医師が教えるニキビ肌におすすめのスキンケア方法|美容皮膚科タカミクリニック
参照:https://takamiclinic.or.jp/media/acne/skincare/
5:開封後は早めに使い切る必要がある
一度開封すると美容液オイルはどんどん空気に触れて酸化していってしまうため、古くなった美容液オイルは使えなくなってしまいます。古い美容液オイルを使ってしまうと、肌トラブルの原因になる可能性があるでしょう。
大容量の美容液オイルはお得に思えても、あまりおすすめできません。美容液オイルを使うのであれば少量の商品を購入し、遮光瓶や冷暗所で保管するようにしましょう。
出典:美容オイルの基本の使い方!正しい手順で乾燥知らずの美肌をゲットしよう|大賀薬局
参照:https://www.ohga-ph.com/column/detail/?cms_id=461
美容液オイルのメリット2選
ここまで美容液オイルのデメリットについて紹介しましたが、美容液オイルを使うことにもメリットはあります。以下では美容液オイルを使うメリットについて紹介しますので、参考にしてみてください。
1:肌になじみやすい
一般的なスキンケア方法として、美容液オイルを洗顔後につけることで、角質がやわらぐため、化粧水が肌になじみやすくなります。
この時のポイントは、洗顔後にまだ少し水分が残った状態で美容液オイルを使うことです。こうすることで、この後のスキンケアの効果を高めてくれるでしょう。
2:乾燥や紫外線対策として使用できる
美容液オイルをスキンケアの最後に使った場合は、美容液オイルが「フタ」の役割を果たすため、肌の乾燥を防げます。
また、一部の美容液オイルの中にはUVカット効果があり、紫外線対策できるものもあります。紫外線対策として使用できる美容液オイルは、オリーブオイルやアルガンオイル、ホホバオイルやココナッツオイルなどです。日中に使うのであれば、これらの美容液オイルを選びましょう。
美容液オイルが合わないと思う場合の対処法
美容液オイルが合わなかった場合は、使用しないようにしましょう。美容液オイルは使う順番や自分に向いたものが分かりづらく、無理に使い続ける必要はありません。
保湿が気になる場合は、オイルフリーながら水分補給力・高保湿力・美肌力に優れたwasser(バッサ)の美容液がおすすめです。10日間から使える20ml入りもあるため、まずは試してみることをおすすめします。
\おすすめアイテム/
自分にあった美容液を使おう
美容液を使うのであれば、自分に合ったものを使いたいでしょう。美容液オイルには肌へのなじみやすさや乾燥対策になるなどのメリットがありますが、肌に合わない、使用方法が分かりづらい、保管が面倒などのデメリットがあることも事実です。
オイルにこだわらなくても、肌に優しく潤い力の高い美容液はあるため、まずはそちらを試してみましょう。
監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)
順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。