【専門家監修】背中の角栓の原因って?セルフケアの方法や予防策についても解説
「背中にも角栓ができるって本当?」
「角栓ってそもそもどういうもの?ニキビと同じ?」
「背中に角栓ができないようにするにはどうしたらいいの?」
鏡で背中を映してみたらきれいではなくてビックリした、という経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
この記事では背中に角栓ができる理由や予防する方法、角栓以外の疾患の可能性、背中の角栓をセルフケアする方法を紹介しています。記事を読むことで角栓ができないように対策できたり、できた時のセルフケアをする方法を学べます。
また、背中に角栓ができた際にしてはいけないNG行動についても紹介します。この記事を読むことで、角栓を悪化させないようにできるでしょう。
《目次》
背中がきれいに見えなくて困っているという方や、背中の角栓が気になる方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
そもそも角栓とは
角栓とは、皮脂や角質などによって毛穴が詰まってしまう状態を指します。この詰まりに汚れがつくと、毛穴が黒く見えることもあります。
一方、ニキビは角栓と似ていますが、毛穴の出口が完全にふさがってしまっている状態です。つまり、ニキビは毛穴の中で角質などが詰まり、完全に閉じられてしまっています。
要するに、角栓は毛穴の詰まりであり、毛穴の出口はまだ開いている状態です。一方、ニキビは毛穴の詰まりであり、毛穴の出口が完全にふさがれている状態です。
出典:背中にできる角栓の原因とは?手軽なセルフケア方法も解説|NOVUS Beauty Clinic
参照:https://nbc-clinic.com/column/2022/
角栓にも種類がある
角栓と呼ばれているものは、1つではありません。角栓の種類はその段階により「微細コメド」、「白い角栓」、「黒い角栓」の3つに分けられます。
まず微細コメドは毛穴の中に角質や皮脂などが入りこんでしまった状態、いわば角栓となる一歩手前の状態のことです。微細コメドから毛穴が詰まってしまうと白い角栓になり、白い角栓の状態で空気に触れ酸化してしまうと黒い角栓になります。
さらに酸化が進むことで、黒い毛穴が目立つようになってしまうでしょう。
出典:背中にできる角栓の原因とは?手軽なセルフケア方法も解説|NOVUS Beauty Clinic
参照:https://nbc-clinic.com/column/2022/
角栓の原因
角栓ができてしまう原因は、ターンオーバーが乱れてしまうことにあります。
通常はターンオーバーによって古い角質は自然に剥がれ落ち、新たな角質が生まれるようになっています。古い角質はきれいに剥がれ落ちるため、角栓にはなりません。
しかしターンオーバーが乱れてしまうと古い角質が上手く剥がれ落ちることができず、毛穴に詰まったり毛穴に蓄積されたりすることで毛穴が詰まり、角栓となってしまいます。
出典:背中にできる角栓の原因とは?手軽なセルフケア方法も解説|NOVUS Beauty Clinic
参照:https://nbc-clinic.com/column/2022/
角栓と色素沈着の関係性
背中の黒いポツポツは、角栓または色素沈着による黒ずみが原因である可能性があります。
黒い角栓は、毛穴が酸化によって空気に触れることで形成され、色素沈着は紫外線のダメージや過度な毛穴ケア、角栓を押し出して肌にダメージを与えることにより生じる可能性もあります。
色素沈着による場合、角栓はザラザラせず、黒ずみが茶色いリング状に見えることが特徴です。ご自身の黒ずみが角栓なのか、色素沈着なのかを確認するために、これらの特徴をよく観察してみてください。
出典:毛穴の開きや黒ずみの原因を見分けて、適切な治療で毛穴の目立たない肌へ|美容皮膚科フェミークリニック
参照:https://femmy-cl.com/column/distinguish/
角栓によってできる背中の毛穴
背中を触ってみるとザラザラしていたり、鏡で見たら背中が黒く見えてしまったりすることはないでしょうか。このような状態になっていた場合、背中に角栓ができてしまっている可能性があります。
角栓によって背中にできる毛穴には、「黒ずみ毛穴」と「凸凹毛穴」の2種類があります。誤った対処をするとより黒ずみが悪化してしまう可能性があるため、まずはどちらの毛穴なのかチェックすることが大切です。
以下ではそれぞれの毛穴について紹介しますので、参考にしてみてください。
黒ずみ毛穴
「黒ずみ毛穴」というのは、微細コメドから白い毛穴を経て、詰まった毛穴の表面が酸化している状態の角栓のことです。
黒ずみ毛穴は目立つため、汚れを落とそうとして、ゴシゴシとこすってしまうことがありますが、これはNGです。毛穴を刺激し、黒ずみ毛穴をまた生成してしまう可能性があります。
また、黒ずみ毛穴は紫外線によるダメージや肌へのダメージによる色素沈着で起こっている場合もあります。こちらの場合でも、強い刺激や摩擦を与えることはやめましょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
凸凹毛穴
「凸凹毛穴」は皮脂や角質が毛穴に詰まることにより、角栓ができてしまっている状態の毛穴のことです。毛穴が黒く目立つということはないけれど、背中を触ってみるとザラザラしているという場合には、凸凹毛穴になっている可能性があるでしょう。
背中の肌は顔の肌よりも厚いとされているため、顔よりも角栓が起こりやすい環境にあります。そのためターンオーバーが乱れると、背中に凸凹毛穴ができやすいのです。この凸凹毛穴を放置すると、酸化して黒ずみ毛穴になってしまうことがあります。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
背中に黒い角栓ができる理由
背中の毛穴が黒くてザラザラしている、背中がきれいに見えないという悩みを持つ人は少なくありません。
ここではどうして背中に黒い角栓ができてしまうのか、その理由とされている主な理由を3つ紹介します。背中に角栓ができてしまう、それも黒い角栓ができてしまうのはなぜなのか、理由を知っておきましょう。
背中は皮脂が溜まりやすい
背中は体の中でも皮脂の量が多い部分であるため、毛穴も通常よりも開いており、もともと皮脂が溜まりやすい状態になっています。
さらに、背中は人の目や手が届きにくい部分であるということも理由でしょう。皮脂が多い上に十分なケアをすることが難しいことから、皮脂が溜まりやすいのです。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
皮脂の酸化で黒っぽくなる
毛穴に詰まった皮脂や角質などの表面が空気に触れることにより、酸化して黒っぽくなってしまうことがあります。このことにより、背中に黒い角栓ができてしまいます。
角栓ができただけでは凸凹毛穴の状態であり、ザラザラしていても黒くはなっていません。しかし、角栓の表面部分が酸化してしまうと、黒ずみ毛穴になってしまうのです。
酸化する前に対処できれば黒くなることはないのですが、ケアできないと酸化して黒い角質になってしまうでしょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
毛穴が黒く見えている
紫外線などで毛穴を刺激すると、メラニンが過剰に生成されてしまうことで色素沈着になり、毛穴が黒く見えてしまいます。
この場合は毛穴をよく見てみることで、毛穴自体が黒いのか、それとも毛穴の周囲が黒いのか見分けることは可能でしょう。毛穴自体が黒っぽく見える場合は、角栓が酸化してしまった可能性があります。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
角栓ではなく疾患の可能性もある
背中がザラザラしている、黒く見える、といった場合の原因は角栓であると紹介してきました。しかし中には、角栓ではなく疾患によって起こっている可能性もあります。
ここでは角栓と間違う可能性のある疾患を、3つほど紹介します。背中に角栓ができていることに気づいて心配な場合や、角栓にしてはおかしいと感じた場合には、念のため医療機関で診察を受けた方がよいでしょう。
毛のう炎
「毛のう炎」は毛包に細菌が入り、炎症を引き起こしてしまうという疾患です。毛包というのは、毛根を包む皮膚の組織になります。
毛のう炎の症状は、赤いぶつぶつができるというものです。1つできる場合もありますし、複数できる場合もあります。赤くなるためニキビにも見えますが、痒みや痛みがあり、ニキビより小さいことが多いので見分けられるでしょう。
もしマラセチア菌が原因になった場合は「マラセチア毛包炎」と呼ばれます。この場合は背中だけでなく、他の部分にも症状があらわれるでしょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」は、毛穴周辺の部分が角化してザラザラしてしまうという症状の疾患です。毛孔性苔癬は背中でも起こりますが、他に二の腕や肩、太ももなどにも起きやすいという特徴を持っています。
良性であり自然消退するとされていますが、角栓と間違えてケアしてしまうと悪化させる可能性があります。同じ部位にたくさんブツブツができてザラザラしているような場合は、自分でケアをせず診察を受けるようにしましょう。
出典:【毛孔性苔癬】二の腕・太もものざらつき、ブツブツ|あつた皮ふ科クリニック
参照:https://atsuta-skin-clinic.net/blog/4950
粉瘤
「粉瘤(ふんりゅう/アテローム、アテローマとも)」は皮膚内に袋状の嚢胞(のうほう)ができ、そこに角質や皮脂が溜まってしまうという疾患です。
良性の腫瘍と言われていますが、中にたまった角質や皮脂が自然に出ていくことはないため、放置すると大きくなってしまうことがあります。また、皮脂や角質が袋内に溜まり続けることで臭いもすることが特徴です。
粉瘤が小さなうちは飲み薬や塗り薬で治療できる場合もあるため、早めに診察を受けましょう。
出典:アテローム(粉瘤)|公益社団法人日本皮膚科学会
参照:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa17/q01.html
背中の角栓をセルフケアする方法
背中にできてしまう角栓については、自宅でセルフケアする方法があります。ここからは4つのセルフケア方法を紹介しますので、背中の角質が気になる場合はこれらの対処法を参考にしてみてください。
とくに背中は自分で見にくく、手も届きにくい部位です。セルフケアをする際にはそのことに注意して、セルフケアしていない場所を作らないように気をつけましょう。
保湿を入念に行う
角栓の原因となる肌のターンオーバーの乱れは肌の乾燥によって起こる場合が多いため、背中もしっかり入念に保湿を行うことが大切です。とくに入浴時に洗浄力の強いボディソープを使っている場合は、入浴後の保湿が大切になります。
保湿に優れ、pHバランスをコントロール、キープしてくれるWASSER(バッサ)のローションやエッセンスを背中にも使用して、保湿を怠らないようにしましょう。乾燥によるターンオーバーの乱れを防ぎます。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/#i-5
背中をしっかり洗う
背中は手が届きにくいため、ついついサッと流すだけで終わってしまうという人も多いのではないでしょうか。背中に角栓の原因となる角質や余分な皮脂を残さないためにも、背中をしっかり洗うことは大切です。
ボディソープを泡立て、優しい肌触りのもので背中を優しくしっかり洗うようにしましょう。この時使うボディソープは、洗浄力が強すぎると乾燥の原因になってしまうことがあります。その場合は入浴後の保湿に気をつけましょう。
出典:背中にできる角栓の原因とは?手軽なセルフケア方法も解説|NOVUS Beauty Clinic
参照:https://nbc-clinic.com/column/2022/
定期的なピーリング
ピーリングは薬剤を使い、肌表面に残った余分な角質を取り除くことです。これによりターンオーバーを促進する効果もあります。定期的にピーリングをして背中の古い角質を取り除くことでターンオーバーの遅れを防ぎ、角栓の原因となる古い角質を取り除けるでしょう。
ただピーリングには薬剤を用いることから、肌が敏感な人やアレルギーのある人には向いていない可能性があります。肌への影響が心配な場合、ピーリング特有の痛みが苦手な場合はクリニックでピーリングを受けることも検討してみましょう。
出典:ピーリング|まいこホリスティックスキンクリニック
参照:https://mhs-cl.com/treatment/peeling/
食事バランスに気を配る
ターンオーバーの乱れは、食習慣によっても起こることがあります。角栓の原因となるターンオーバーの乱れを起こさないために、バランスよく規則正しい食事をするように気を配りましょう。
とくに気をつけたいのは、脂質や糖質の摂り過ぎです。摂り過ぎてしまうとホルモンバランスが崩れて皮脂の分泌量にも影響するため、気をつけましょう。
ビタミンAを多く含むほうれん草やレバー、ビタミンB2を多く含む納豆や乳製品、ビタミンB6を多く含むバナナやささみ、ピスタチオなどを積極的に摂ることによって、ターンオーバーを促進する効果が期待できます。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
背中の角栓に対するNG行動
ここからは、背中にできた角栓に対するNGな行動について紹介します。
背中の角栓に気づかないで悪化させたり、気づいていても間違ったケアの仕方をしてしまうことがあるため、以下のNG行動を把握してしないように気をつけましょう。
汗を放置する
汗を放置することは、肌にとってよいことではありません。汗をかいた後で放置するのではなく、軽くでいいので汗拭きシートやタオルを使って汗を拭き取ることを心掛けましょう。
背中の角栓を防ぐには、清潔な状態を保つ必要があります。汗を放置せずこまめに拭き取ること、汗をかきすぎていたならば着替えてしまうとよいでしょう。
角栓を押し出す
角栓を押し出すなど、無理やり取ろうとすることはNG行動です。
皮脂や角質が詰まっているのであれば押し出せるのではないか、と考えて実行する方がいます。しかし角栓を無理に押し出すことで肌にダメージを与えてしまい、炎症を起こしたり色素沈着を引き起こしたりする可能性があります。
角栓を取りたい場合も入浴等で温めた後、指の腹で優しくさすって取るだけにしましょう。取れない場合は諦め、クリニックを受診することをおすすめします。
出典:背中にできる角栓の原因とは?手軽なセルフケア方法も解説|NOVUS Beauty Clinic
参照:https://nbc-clinic.com/column/2022/
洗浄力の高いボディソープを使用する
背中を洗う際、使うボディソープの洗浄力にも注意が必要です。洗浄力の高いボディソープは本来必要な皮脂まで落としてしまい、肌を乾燥させてしまいます。乾燥は角栓の原因である、ターンオーバーの乱れにつながるでしょう。
背中を洗う際のボディソープは洗浄力の高すぎないものを使うか、洗浄力の高いボディソープを使うのであれば保湿を徹底して行う、といったセルフケアが必要になるでしょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
強い力で背中を洗う
背中の汚れを落とそうとして、強い力で洗ってしまうということはないでしょうか。実は強い力で背中を洗うことは角栓のことを考えるとNG行動です。
強い力でゴシゴシ背中を洗ってしまうと、その強い力で肌にダメージを与えたり、摩擦という刺激を与えたりして角栓の原因になってしまうことがあります。背中を洗う時はボディソープを泡立てて優しく背中全体を洗い、すすぎ残しがないようにしっかりすすぐことを心掛けましょう。
出典:背中にできる角栓の原因とは?手軽なセルフケア方法も解説|NOVUS Beauty Clinic
参照:https://nbc-clinic.com/column/2022/
保湿をしない
角栓の原因はターンオーバーの乱れで、ターンオーバーの乱れは乾燥を原因として起こることが多くなっています。
背中を保湿しないでいると、乾燥してターンオーバーが乱れ、角栓の原因となってしまうでしょう。とくに乾燥しやすい入浴後は、顔や手足だけでなく背中もしっかり保湿するように心掛けましょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
背中の角栓を予防する方法
背中の角栓を予防する方法はあります。以下では4つの予防方法を紹介しています。背中の角栓が気になる場合、これらの方法を行ってしっかり予防しましょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
保湿で皮脂のバランスを整える
背中の角栓を予防するためには、ターンオーバーの乱れを防ぎ、皮脂のバランスを整えるために保湿することが重要です。
保湿力やpHバランスのコントロール力に優れたWASSER(バッサ)の美容液やローションなどを使い、背中の保湿を心掛けましょう。
出典:背中のニキビや角栓をケアする方法を美容外科医が解説|共立美容外科
参照:https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/back/
肌への刺激を減らす
肌を強くこすることは肌への刺激になり、悪影響しかないためしないようにしましょう。また洗浄力の強すぎるボディソープは使わない、タオルを肌触りのよい柔らかいものに交換する、といったことも角栓を予防する方法です。
他に気をつけたいのは、衣類の摩擦帯電による刺激です。とくに肌に直接触れる肌着には、アクリルやポリエステルの多い肌着は避け、麻や綿などの帯電しにくい素材の肌着を選ぶようにしましょう。
UV対策をする
背中が黒ずんで見える原因の1つ、紫外線によるダメージでターンオーバーが乱れ、肌の回復を促すために古い角層と新しい角層が混ざり、ざらつきやくすみ、毛穴の汚れが生じます。
背中のUV対策としてブリム(つば)の広い帽子を着用する、日傘をさす、日に当たりやすい部分には日焼け止めを塗るといった対策をしましょう。
日焼け止めはSPFやPAで紫外線カット力の強さを示しています。SPF50やPA++++といったカット力の高いものを選ぶとよいでしょう。
出典:日焼けによるシミ対策!紫外線が肌に与える影響を詳しく解説|巣鴨千石皮ふ科
参照:https://sugamo-sengoku-hifu.jp/column/uvcare.html
背中の清潔を保つ
背中の角栓を予防するには、背中を清潔に保つことも大切です。汗をかいたら速やかに拭き取り、汗で濡れた服は直ちに着替えましょう。体を洗う際はボディソープを泡立てて背中を含めて徹底的に洗い、清潔を保つよう心掛けましょう。
余分な角質が肌に残っていると角栓の原因になってしまうため、定期的なピーリングを行って角質を除去することも効果的です。クリニックで行うか、あるいは自宅でスクラブやピーリング効果のある洗浄剤を使って、定期的にピーリングしましょう。
背中の角栓の仕組みを理解して正しく対処しよう
角栓ができる原因には、食生活の乱れやもともと背中が皮脂の多い場所であるといった複数の原因があります。また背中は、自分の目で確認しにくく手が届きにくいといったことも原因の1つでしょう。
背中に角栓ができる理由を知ることで、きれいな背中を手に入れることにつながります。角栓のない背中を手に入れるために、ぜひこの記事で紹介した予防方法や角栓のセルフケア方法を参考にしてみてください。
監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)
順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。