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【専門家監修】肌荒れを治す方法はあるの?引き起こす要因やスキンケア方法を紹介

「季節の変わり目に肌が荒れて悩んでいるけど、どうしたらいいかわからない」
「肌が荒れる原因はなんだろう?」
「肌荒れを治す方法を知りたい」
このように、肌について悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

 

肌についての悩みは、毎日の生活習慣や食生活、その日の体調や肌質の違いなどから人それぞれです。本記事では、肌荒れの症状から肌荒れを起こす要因、肌荒れを改善する方法やスキンケア方法などについて紹介します。

 

この記事を読むことで肌荒れの症状や主な原因、それに対する対処法などを知ることができます。また肌荒れの要因や対処法などを知ることで、自分に合ったスキンケアの方法を見つけることができるでしょう。

 

肌荒れに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

肌荒れの症状について

肌荒れとは、皮膚のきめが乱れて、カサつきや赤みなどのトラブルが見られる状態です。急に吹き出物が増えたり痒みを伴ったりする場合もあり、季節の変わり目や不規則な生活などで起こりやすいと言われています。

 

肌荒れの症状はさまざまで、悩まされている人も多いのではないでしょうか。以下では、肌荒れの症状について説明しますので、自分の肌と比べてどの症状が当てはまるのか確認してみましょう。

 

出典:肌荒れ|巣鴨さくらなみき皮膚科
参照:https://sakuranamiki-hifuka.jp/rough_skin.html

肌の痒み

肌の乾燥は、皮膚のバリア機能の低下を招きます。バリア機能が低下すると、紫外線や花粉などの外部からの刺激に対して敏感になり、少しの刺激でも痒みを感じやすくなるのです。

 

痒みから肌をかくことでまた肌を傷つけ、さらに痒みを引き起こすといった悪循環を招いてしまいます。

 

出典:肌荒れ|巣鴨さくらなみき皮膚科
参照:https://sakuranamiki-hifuka.jp/rough_skin.html

肌のカサつき

肌が荒れてきたと感じたとき、最初にカサつきが気になる人もいるのではないでしょうか。

 

肌のカサつきは、乾燥などで肌のバリア機能が低下し、肌のターンオーバーがうまく作用しないことで起こります。肌のバリア機能が低下した状態が続くと、さらに乾燥してカサついてしまうでしょう。

 

出典:肌荒れ|巣鴨さくらなみき皮膚科
参照:https://sakuranamiki-hifuka.jp/rough_skin.html

炎症による赤み

肌に赤みが見られる場合、乾燥や外部刺激による炎症が起きている可能性があります。前述しているように、肌の乾燥などによってバリア機能が低下していると、外部刺激を受けやすくなるのです。

 

外部から刺激を受けると体内の免疫機能が働き、一時的に血流が増えることによって皮膚に赤みがでると考えられています。

 

出典:肌荒れ|巣鴨さくらなみき皮膚科
参照:https://sakuranamiki-hifuka.jp/rough_skin.html

 

出典:【専門家監修】顔に赤みが出る原因とは?|WASSER(バッサ)公式通販サイト
参照:https://www.wassershop.jp//blog/article/-/2818/

毛穴が目立つ

皮脂は、偏った食生活や気温の上昇などのさまざまな原因で、過剰に分泌されることがあります。これが、ベタつきや吹き出物などの肌トラブルのひとつの要因です。

 

そして、過剰に分泌された皮脂で毛穴の出口が押し広げられることで、毛穴が大きく目立ってしまいます。

 

出典:【専門家監修】あぶらとり紙はよくない?|WASSER(バッサ)公式通販サイト
参照:https://www.wassershop.jp//blog/article/-/3767/

ニキビによる炎症

ニキビは毛穴に古い角質や皮脂が詰まり、炎症を起こしている状態です。思春期とは異なり、大人ニキビは主にホルモンバランスや生活習慣の乱れ、栄養バランスが崩れたことなどに起因すると考えられています。

 

大人ニキビは主に口まわりやあご、乾燥する部位などに多く見られ、繰り返しできやすいのが特徴です。

 

出典:大人ニキビの原因は?|渋谷文化村通りレディスクリニック
参照:https://www.shibuya-bunkamuradori-ladies.jp/archives/12038

肌荒れを引き起こす要因

ここまでは、肌荒れの主な症状について紹介してきました。次は、肌荒れが起こる要因について見ていきます。

 

肌荒れの症状が人それぞれ違うように、肌荒れの原因もさまざまです。自分に当てはまる原因がないか、確認してみてください。

肌のバリア機能が低下している

皮膚の乾燥や心因性ストレスなどが原因で、肌のバリア機能が低下すると考えられています。皮膚の表面には外部の刺激から肌を守るための角質層(バリア機能)があり、肌のうるおいを保つ役目や乾燥、雑菌などから守る役目を担っています。

 

この肌のバリア機能が低下すると、外部からの刺激に対して敏感になり、赤みや痒みを招きやすくなります。また、マスク着用による長時間の肌への摩擦も刺激となります。これも、肌のバリア機能が低下するひとつの要因です。

 

出典:手荒れ・肌荒れの原因|吉祥寺まいにちクリニック
参照:https://kichijojiclinic.com/medical/teare-hadaare/

肌が乾燥している

表皮内の水分量が減少し肌が乾燥している状態になると、皮膚のきめが乱れ、カサカサして赤くなるといった症状が現れます。冷暖房へのあたりすぎや、洗顔のしすぎなどから肌の水分と油分のバランスが乱れると、乾燥を引き起こしやすくなるので注意が必要です。

 

さらに、肌が乾燥していると痒みを伴う場合が多く、痒いからとかき続けてしまうと治すのに長い時間がかかることもあるでしょう。

 

出典:肌荒れの種類|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjyuku-cli.com/hifuka/service_19.html

間違ったスキンケアをしている

間違ったスキンケアをしている場合も、肌荒れを引き起こす原因となります。スキンケアだけで肌荒れを治すことは難しいですが、自己流を続けていても肌の調子が整わない場合は、スキンケアのしかたを見直してみるのもひとつの方法です。

 

出典:肌荒れの原因|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjyuku-cli.com/hifuka/service_19.html

不規則な生活をしている

肌荒れを招く原因のひとつとしてあげられるのが、新陳代謝の低下によるものです。睡眠不足や栄養バランスの乱れなど、不規則な生活を送ることで新陳代謝が低下する可能性があります。

 

新陳代謝が低下することで、新しい細胞が作られ古い細胞が排出されるといったサイクルが乱れてしまい、結果的に肌荒れに繋がってしまうでしょう。

 

出典:肌荒れの原因|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjyuku-cli.com/hifuka/service_19.html

紫外線による刺激

紫外線による刺激を受けると、体内で活性酸素が発生しやすくなります。活性酸素は本来、自分の体を守る働きをする一方、過剰に産生されると新しい皮膚の再生を妨げてしまうのです。

 

室内や日陰でも、紫外線の影響を受けると言われています。日常生活の中で紫外線による肌へのダメージは蓄積されていくので、年間を通して紫外線対策を欠かさないようにしましょう。

 

出典:健康なお肌をつくるために|はなふさ皮膚科
参照:https://mitakahifu.com/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AA%E3%81%8A%E8%82%8C%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB/

 

出典:紫外線が肌荒れの原因に!予防・対策・治療方法は?|川崎たにぐち皮膚科
参照:https://k-derm.net/2022/04/26/3294

便秘による影響

肌荒れの要因として、便秘による影響もあげられます。過度なダイエットや運動不足などがきっかけで、便秘になることもあるのではないでしょうか。

 

便秘になると長時間排出されない便が腐敗し、有害物質を発生させます。有害物質は血流や新陳代謝に影響し、吹き出物や乾燥、くすみなどといった肌荒れに繋がります。

 

出典:便秘と肌荒れに苦しんでいる人に|みつはたペインクリニック
参照:https://mituhata-pain.com/medical/medical07.html

生理周期による影響

生理前になると吹き出物や乾燥など、肌荒れが気になる人もいるでしょう。

 

女性の場合、生理周期により女性ホルモンの分泌が変動します。生理前には肌がデリケートになり、皮脂の分泌も盛んになることで、肌荒れなどのトラブルに繋がってしまうのです。

 

出典:にきび 肌荒れ|みなみレディースクリニック
参照:https://minami-ladysclinic.jp/medical/consultation/

肌荒れを治す方法とは?

肌荒れを起こす要因は多岐にわたり、人それぞれ症状は違います。完全に治すことは難しいですが、毎日のスキンケアに気を配ることで肌荒れが起きないようにサポートすることは可能です。

 

ここからは、すこやかな肌を保つための方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

出典:肌荒れの原因|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjyuku-cli.com/hifuka/service_19.html

しっかり保湿する

まずはしっかりと保湿しましょう。肌の乾燥はバリア機能の低下にも繋がります。

 

洗顔後の肌はアルカリ性に傾いています。時間が経つと自力で弱酸性に戻ろうとしますが、ローションなどで保湿し弱酸性へサポートをするとよいでしょう。

 

肌のうるおいを保つことでバリア機能も保たれ、正常なターンオーバーが行われます。

 

出典:~肌荒れが酷くなる時期~|みらいクリニック
参照:https://medhayashi.com/2021/03/03/%ef%bd%9e%e8%82%8c%e8%8d%92%e3%82%8c%e3%81%8c%e9%85%b7%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%99%82%e6%9c%9f%ef%bd%9e/

スキンケアを見直す

すこやかな肌を保つために大切なスキンケアですが、スキンケアの方法が間違っていては肌荒れを起こす要因になります。肌荒れを治すためには、今の状態から悪化させないことも重要です。

 

スキンケアだけで治すことは難しいですが、肌荒れを悪化させないためにも一度スキンケアを見直してみましょう。

 

出典:肌荒れの原因|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjyuku-cli.com/hifuka/service_19.html

肌のバリア機能を高める

肌には、紫外線や外部の刺激から皮膚を保護するバリア機能が備わっています。バリア機能が低下すると、刺激によって炎症を起こしたり、うるおいを保つ力が衰えて乾燥を招いたりしてしまいます。

 

バリア機能は、すこやかな肌を保つために必要不可欠な機能です。バリア機能を維持することは肌荒れを治すことにも繋がります。洗顔や保湿方法に気をつけ、バリア機能を維持するよう心がけましょう。

 

バリア機能を失ってしまった場合、なるべく刺激を与えないようにし、細胞間で水分を抱え込むローションなどを用いて回復を促すのがおすすめです。

 

出典:お肌のバリア機能について|はる皮フ科レディースクリニック
参照:https://www.haru-skinclinic.com/col/0710.html

肌のターンオーバーを整える

ターンオーバーとは、肌細胞の生まれ変わりの仕組みのことです。早くても遅くても肌荒れの要因となります。

 

この肌のターンオーバーを正常に保つことで、肌トラブルの少ないすこやかな肌をキープすることができます。正しい洗顔方法やスキンケア、生活習慣の改善、紫外線ケアで肌のターンオーバーを整えましょう。

 

出典:ターンオーバーの乱れを正常にして美肌美人に!|タカミクリニック
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/beautyskin/139065/

規則正しい生活をする

肌荒れは、睡眠不足や不規則な生活などにも起因します。寝ている間に細胞分解と再生が繰り返されるため、しっかりと睡眠時間を取ることが必要です。

 

早寝早起きを心がけ、適度な運動も取り入れましょう。規則正しい生活をすることによってストレスが緩和されるだけでなく、自律神経やホルモンバランスの乱れを整え、肌荒れの改善が期待できます。

 

出典:予防方法|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjyuku-cli.com/hifuka/service_19.html

肌によい食事を心がける

皮脂の分泌量をコントロールしたり、肌のターンオーバーを促してくれたりするビタミンB群は、肌によいとされています。酸化による肌トラブルを防いでくれるビタミンCや、乾燥を防ぐ役割を担うビタミンA、血流の流れを促進するビタミンEなども積極的に摂りたい栄養素です。

 

ビタミンだけでなく、たんぱく質や炭水化物などもバランスよく摂取しましょう。極端な糖質制限やオイルカットは控え、さまざまな品目を少しずつ取り入れられるような食べ方が好ましいと言えます。

 

出典:食事で肌によい栄養素を摂り入れる|新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック
参照:https://will-b.clinic/skin-cycle/

軽い運動をする

肌の健康のためには、血行を促進する運動を取り入れることもおすすめです。ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動を取り入れてみましょう。

 

体をほぐすことで血行がよくなり、肌のターンオーバーも促されます。肌荒れの要因となるストレス緩和にも効果が見込めるので、日常生活の中に取り入れてみてください。

 

出典:適度な運動で血行や発汗を促す|新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック
参照:https://will-b.clinic/skin-cycle/

マスクによる肌荒れの注意点

マスクによる肌荒れの要因には、摩擦による刺激、蒸れの影響、肌の乾燥があげられます。マスクを着用する時間が増えていることで、マスクの繊維と肌が触れる機会が多くなり、徐々に角質が削られ刺激となるのです。

 

またマスクの中は、自分の息で常に高温多湿の状態です。ニキビや肌荒れを起こす要因となる、アクネ菌などの雑菌が繁殖しやすい環境が作られ、逆にマスクを外したときは一気に水分が蒸発してしまい、肌の水分まで同時に奪われ、乾燥を招いてしまいます。

 

素材や大きさなど、自分に合ったマスクを選ぶことで、マスクによる肌荒れを軽減できる可能性があります。また、汗をかいたらこまめに拭く、十分に保湿するなどのスキンケアも大切です。

 

出典:マスクによる皮膚炎(マスク肌荒れ)|古河いけがき皮膚科
参照:https://ikegaki-hifuka.com/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%82%8E

肌荒れを改善する方法を知っておこう

肌荒れを引き起こす要因には、乾燥や不規則な生活、紫外線の刺激などがあげられます。また、マスクを着用する機会が多くなるにつれ、マスクによる肌荒れも増えています。

 

まずは自分の肌の症状とそれに対する要因を見極め、対策をすることが大切です。スキンケアは薬ではないため完全に治すことは難しいですが、正しいスキンケアをすることで肌荒れが起きないようにサポートすることは可能です。

 

肌荒れを改善するために、規則正しい生活を心がけ、軽い運動や肌によい食事を取り入れてみましょう。

 

出典:肌荒れ|巣鴨さくらなみき皮膚科
参照:https://sakuranamiki-hifuka.jp/rough_skin.html

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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