コラム─ Column ─

【専門家監修】化粧品かぶれとはどんな症状?原因や防ぐ方法・対処法についても紹介

「初めて使った化粧品で肌に赤みやかゆみが出た」
「いつも使っている化粧品で肌に突然ブツブツができた」
「化粧品にかぶれてしまったらどうすれば良い?」
化粧品を使って肌がかぶれてしまった経験のある人は、多いのではないでしょうか。

 

この記事では化粧品かぶれの原因や、かぶれてしまったときに出る症状、化粧品かぶれを防ぐための方法について解説しています。また、化粧品かぶれの原因となる成分を特定するための方法についても紹介しています。

 

この記事を読むことで、化粧品かぶれを起こさないための具体的な対策について知ることができるでしょう。

 

化粧品を使って肌の赤みやかゆみ、ヒリヒリした痛みが出やすい人は、ぜひ読んでみてください。

化粧品によるかぶれとは?

化粧品を使用して肌がかぶれることを、接触性皮膚炎と言います。化粧品によるかぶれは、新しい化粧品を使ったときだけでなく、普段から使用している化粧品を使っていて急に起こる場合もあります。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

化粧品かぶれが起きる原因

化粧品かぶれには「刺激性」と「アレルギー性」という2つのタイプがあり、それぞれ原因が異なります。いったい何が原因で化粧品にかぶれてしまうのか、かぶれやすい成分とは何なのか、詳しく見ていきましょう。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

化粧品の成分による刺激

刺激性の化粧品かぶれは、化粧品に含まれる成分が原因で起こります。化粧品には香料や保存料、界面活性剤といったものが原料に含まれていて、それらが皮膚を刺激することで化粧品かぶれになるのが刺激性の化粧品かぶれの特徴です。

 

香料は特に化粧品かぶれを起こしやすく、次いで原因になりやすいのは保存料と言われています。

 

界面活性剤は多くの化粧品に配合されていますが、いくつか種類があり、シャンプーやボディソープに使用されることの多いアニオン系は肌に刺激を与えやすいでしょう。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

アレルギーによるもの

アレルギーによる化粧品かぶれは、特定の原料に対してアレルギーを起こすことで皮膚に炎症が生じます。アレルギー性の化粧品かぶれは、人によって起こりやすい場合と起こりにくい場合があるでしょう。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

化粧品にかぶれたときの症状

化粧品にかぶれると、肌にはどのような症状が出るのでしょうか。ここでは化粧品かぶれの代表的な3つの症状について解説します。

 

化粧品を使って肌にトラブルが起こった経験のある人は、自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

ヒリヒリとした痛みがある

化粧品をつけた部分にヒリヒリとした痛みが生じた場合は、化粧品かぶれの可能性があります。特に刺激性の化粧品かぶれは、化粧品をつけた後すぐにヒリヒリ感や痛みが出ることが多いでしょう。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

肌に赤みやかゆみが出る

化粧品にかぶれると、顔や首に赤み、かゆみといった症状が出るケースもあります。化粧品を使ってすぐに出る場合と、同じものを何回か使ってから出る場合があるため、肌の状態をよく確認しながら使用するのがおすすめです。

 

出典:接触皮膚炎|医療法人財団順和会 山王病院
参照:https://www.sannoclc.or.jp/hospital/patient/department/hifuka/sesshoku.html

ブツブツができる

赤みやかゆみだけでなく、化粧品をつけた部位にブツブツができることもあります。赤みやかゆみ、ブツブツなどの症状が長く続くと、肌がガサガサになったり色素沈着を起こしたりする場合もあるため、注意が必要です。

 

出典:かぶれ(接触皮膚炎)|湘南内科皮フ科クリニック町田院
参照:https://sbc-medicalcare.com/skin/rash/

化粧品かぶれを防ぐ方法

化粧品かぶれを避けるためには、何が原因で肌がかぶれてしまうのかを特定することや、肌の状態に合わせて化粧品を使うことが大切です。

 

化粧品かぶれを起こさないようにしたい人は、ここで紹介する対処法をぜひ参考にしてください。

パッチテストをする

アレルギーによる化粧品かぶれの場合は、パッチテストをすることでアレルギーの原因物質を調べることができます。医療機関で受けるパッチテストは、検査の対象となる成分を専用テープで背中に貼り付けて行います。

 

テープを貼ってから2日後、3~4日後、1週間後に来院して、貼り付け部分の状態を確認したりアレルギーの判定を受けたりする必要があります。そのため、検査結果が出るまでに時間がかかるのがデメリットです。

 

パッチテストを自分で行う場合は、腕の内側に油性マーカーで円を描き、円の中に調べたい化粧品を塗布します。1~2分置いて洗い流したら、化粧品をつけた部分の肌に変化がないか確認しましょう。

 

出典:接触皮膚炎(パッチテスト)|日本橋いろどり皮ふ科クリニック
参照:https://www.irodori-hifuka.jp/contact-dermatitis/

新しい化粧品は肌の調子が良いときに試す

肌のコンディションが悪いと敏感になりやすく、化粧品の成分でかぶれを起こす可能性が高くなります。新しい化粧品を試すタイミングは、肌の調子が良いときがおすすめです。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

化粧品にかぶれてしまったときの対処法

化粧品にかぶれて肌に赤みやかゆみといった症状が出てしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。化粧品かぶれは急に起こることもあるため、いざというときに備えて対処法を知っておきましょう。

保湿をする

刺激性の化粧品かぶれが起こった場合は、保湿をすることで症状を和らげることができると言われています。

 

肌の保湿をすることは刺激性の化粧品かぶれを予防することにもつながるため、日常のスキンケアでしっかり肌を潤しておきましょう。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

医療機関へ相談する

化粧品かぶれをそのままにしておくと、症状が悪化してしまうケースもあります。症状がひどい場合や、繰り返し症状が出るときは医療機関で診てもらいましょう。

 

また、医療機関のパッチテストを受けて化粧品かぶれの原因物質を特定することで、再び同じ成分でかぶれるのを防ぐことができます。

 

原因の分からない化粧品かぶれで悩んでいる人は、医療機関に相談してみるのも一つの方法です。

 

出典:化粧品かぶれの原因は?予防方法と医師のお勧めを紹介します。|はなふさ皮膚科・美容皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/cosmetics

化粧品かぶれの原因と防ぐ方法について理解しておこう

化粧品かぶれは誰にでも起こる可能性がありますが、適切に対処すれば防ぐこともできます。この記事で紹介した、化粧品かぶれの原因や対処法について理解しておきましょう。

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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