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【専門家監修】おすすめの角栓の取り方やケア方法|してはいけないことも紹介

「鼻の黒いブツブツはどうしてできるの?」
「角栓ってどうやってとるの?自分で角栓を取るときの注意点は?」
「角栓ができないようにする方法はあるの?」
角栓のことで上記の様な悩みや不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、角栓ができる理由や毛穴の役割、角栓ができるのを予防する方法、自分でできるケアと、してはいけないケアについて、分かりやすく紹介しています。

 

本記事を読むことで、角栓とは何か知ることができ、自宅でできる角栓の取り方やケアの方法を学ぶことができます。そのため、角栓ができた際に焦らず対応が可能になるでしょう。

 

角栓が取れないと悩んでいる方は、是非この記事をチェックしてみてください。

毛穴に角栓ができる原因

毛穴の役割は多く、その中に肌のうるおい調整や肌のバリア機能があります。その毛穴に角栓ができてしまう原因は、肌の乾燥です。

 

肌の乾燥によりターンオーバーが乱れ、古くなった肌の角質がしっかりと剥がれ落ちないことで、毛穴つまりを起こしてしまいます。

 

本来、肌は正しいサイクルでターンオーバーが行われていれば、古くなった肌はきれいに剥がれ落ちていきます。角質がきれいに剥がれるときに酵素の力が働くのですが、酵素は水がないとうまく機能しません。

 

出典:角栓とは?|ららぽーと横浜クリニック
参照:https://lala-clinic.jp/article.php/20180521094940917

 

出典:タカミクリニック式の特長|美容皮膚科タカミクリニック(東京 表参道)
参照:https://takamiclinic.or.jp/service/pore/features/

角栓の正体とは?

小鼻や眉間、背中など、皮脂が気になる部分にできやすいので、皮脂のつまりと思われがちな角栓の正体は、70%がたんぱく質です。

 

角栓自体は、肌を雑菌から守るために必要なもので、ターンオーバーが正常なサイクルで行われれば毛穴つまりを起こすほどの角栓はできません。

 

出典:角栓とは?|ららぽーと横浜クリニック
参照:https://lala-clinic.jp/article.php/20180521094940917

おすすめの角栓の取り方やケア方法

今や角栓の取り方はネットに情報が溢れています。おばあちゃんの知恵袋のようなものから本格的な美容クリニックでのケアなどその方法は様々です。

 

取れそうで取れない角栓をピンセットで無理やり取った結果、毛穴が広がった、血が出てしまった、ということもあるでしょう。肌を傷つけず美肌を目指すにはどのような方法が良いのでしょうか。

 

家にあるものを使った角栓の取り方やケア方法を紹介します。

角栓に有効な正しい洗顔でスキンケアをする

角栓の主な原因は肌の乾燥にあります。洗顔の際、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまわないよう、保湿力の高い洗顔・化粧水を使いましょう。

 

べたつきが気になるからといって、1日何度も洗顔するのは乾燥の原因になります。洗顔料は、自分の肌質に合ったものを選ぶことが必要です。

 

出典:毛穴トラブルのケアと治療|美容皮膚科タカミクリニック (東京 表参道)
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/pore/139039/

ペーストタイプのアイテムを利用する

比較的お肌への負担が少ないといわれている、ペーストタイプの角栓ケアアイテムもおすすめです。クレンジングオイルのように、界面活性剤が入ったものは皮脂を落とし過ぎてしまいます。

 

ペーストタイプなら、汚れを吸着し、優しく洗い流すだけで肌への負担も少なく、保湿効果の高いものが多いので乾燥も気になりません。使用は週1回程度が好ましいです。

 

出典:クレンジングとお肌の関係。お肌に優しいクレンジングとは?(皮膚科情報)|札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室
参照:https://www.m-skin.com/archives/5340/

毛穴の角栓予防になる習慣

角栓の取り方をいくつか紹介しましたが、可能であれば角栓はつくりたくないでしょう。

 

ここでは、毛穴の角栓予防になる習慣についていくつか紹介します。角栓ができるのを未然に防ぎたい方は、ぜひ確認してみましょう。

毎日洗顔する

洗顔は、角栓ケアのために必要な毎日行う習慣のひとつです。朝は、昨夜付けたクリームや就寝中に付着した皮脂汚れなどを落とすため、洗顔料を使用して洗顔しましょう。

 

毎日洗顔することで古くなった角質や皮脂、汚れを除去し、清潔な肌を保つことができます。また、化粧水の浸透もよくなり、肌の潤いを保ち、角質のできにくい肌へと導いていきます。

 

ちなみに、バッサは肌への負担を考えて乳液やクリームを使用しないシンプルケアを勧めています。

 

出典:朝洗顔に洗顔料は使った方がいい? ぬるま湯だけだと肌荒れに⁉|大西皮フ科形成外科【大津石山四条烏丸】
参照:https://www.onishiskinclinic.com/blog/20210317.html

油分や糖質を控えた食事にする

過剰な皮脂分泌や糖質の摂取は角栓の原因です。糖質や脂質を控えた食生活をすることで角栓予防につながります。

 

バランスの取れた食生活をすることも美肌作りには欠かせない要素です。水分をしっかりと取ることも大切です。

 

出典:毛穴のつまりや角栓の原因とは?クリニックによる5つの治療で改善できる|アイシークリニック
参照:https://ic-clinic.com/female/clogged-pores/

週に2回角質ケアをする

角質ケアの回数は、肌質やケアの方法により異なりますが、肌状態が安定していれば週2回が理想です。こまめに角質ケアをすることで、化粧水や美容液の浸透がよくなり、角質以外の美肌効果も期待できます。

 

ただし回数が多すぎると肌に刺激を与えてしまうため、やりすぎには注意しましょう。

充分に睡眠を取る

充分な睡眠を取ることも重要です。睡眠は体の成長ホルモンを分泌させ、お肌のターンオーバーを整える機能があります。

 

睡眠時間の長さだけでなく、良質な睡眠を取ることも重要です。寝る前のスマホチェックを控え、照明もやや暗めにし、睡眠に入りやすいようなひと工夫するとぐっすりと熟睡できます。

 

出典:角栓って何者?角栓の正体とは|ららぽーと横浜クリニック
参照:https://lala-clinic.jp/article.php/20180521094940917

洗顔前に蒸しタオルを利用する

洗顔前に蒸しタオルを使って、毛穴を開いておくことも角栓予防には必要な習慣です。角栓を構成するたんぱく質は、通常の洗顔では落ちにくいため、蒸しタオルで毛穴を緩めておくと良いでしょう。

 

蒸しタオルを、クレンジングの前に使うことでメイクの落ちもよくなります。蒸しタオルが面倒な場合は、お風呂の最中やお風呂あがりの毛穴の開いた状態で洗顔するのもおすすめです。

 

出典:毛穴トラブルのケアと治療|美容皮膚科タカミクリニック (東京 表参道)
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/pore/139039/

適度に運動する

適度に運動をすることで血流が良くなり、ターンオーバーが正常になるため肌に潤いがでて、角栓のできにくい肌づくりができます。

 

また、運動後は気分もリフレッシュし、ストレスが軽減するため、睡眠の質がアップし、角栓予防につながります。

 

出典:つるつる「たまご肌」の作り方!毛穴の種類と毛穴目立ちの原因・対策|美容皮膚科タカミクリニック (東京 表参道)
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/pore/139075/

紫外線対策をする

紫外線は肌内部へダメージを与え、肌の乾燥やターンオーバーを乱します。そのため、紫外線対策はしっかりと行いましょう。

 

紫外線によるダメージを受けた毛穴は大きく広がり、たるみにつながります。角栓もたまりやすくなるため、日焼け止めや日傘などの予防は万全にしましょう。

 

出典:つるつる「たまご肌」の作り方!毛穴の種類と毛穴目立ちの原因・対策|美容皮膚科タカミクリニック (東京 表参道)
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/pore/139075/

ビタミンB2とビタミンB6を意識した食生活にする

バランスの良い食事は美肌作りには必須です。特にビタミンB2とビタミンB6は皮脂の分泌を正常にサポートする大切な役割をしています。

 

上記が含まれた牛乳、乳製品、納豆、レバーや鮭、バナナ、鶏ささみを積極的に取るようにしましょう。

 

出典:にきび外来|くみこクリニック北山院
参照:https://www.kumiko-clinic.jp/medical/acne/

してはいけない角栓の取り方

知らず知らずのうちに、自己流で角栓取りをしていませんか。一歩間違うと毛穴を広げたり、肌を傷つけたり、美肌とは正反対のことをしている可能性もあります。

 

美肌になりたいなら、してはいけない角栓の取り方3つを紹介しますのでチェックしてみてください。

角栓を指で押し出す

指を使って無理に角栓を押しだすことは、毛穴を広げてしまいます。一時的に角栓が取れても、肌を傷つけてしまい、炎症を起こして角栓の悪化につながります。そのため、角栓を指で押し出すことはやめましょう。

 

出典:角栓除去|美容皮膚科タカミクリニック (東京 表参道)
参照:https://takamiclinic.or.jp/service/blackhead/

スクラブでごしごしと洗う

スクラブでごしごしと力を入れて洗うのも、してはいけない角栓ケアのひとつです。スクラブは摩擦により肌の汚れや古くなった角質を落とす効果がありますが、摩擦を加えることで肌への負担が大きくなります。

 

特に角栓が気になりやすい口周りや眉間、小鼻は力いっぱい洗うと、肌をきれいにするつもりが、乾燥肌へと導く結果となるため、角栓ケアという観点では使用を控えましょう。

 

出典:ピーリング治療特集|品川スキンクリニック【公式】
参照:https://shinagawa-skin.com/peeling_feature/

剥がすタイプのパックはおすすめではない

剥がすタイプのパックは、角栓がしっかり取れると人気の商品ですが、剥がす時の肌へのダメージが大きいことでも知られています。

 

優しく剥がした場合も、周辺の肌が真っ赤になってしまうため、剥がすタイプのパックはあまりおすすめしません。

角栓の正しい取り方やケア方法を知ろう

角栓の正しい取り方やケア方法はいくつかありますが、いずれも今日からすぐに始められる手軽なものばかりです。

 

日常生活を見直すことで、角栓ができにくい肌づくりができますが、化粧品や美容液は角栓ケアに適したものを使用することが重要です。

 

今から角栓ケアをして、きれいな肌を目指しましょう。

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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