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【専門家監修】脂性肌の原因はストレス?よく起こる肌トラブルや治し方も解説

「肌がベタベタして困ってる。普通だと思ってたけど、これって脂性肌なの?」
「脂性肌の原因はストレスって本当なの?」
「自分は脂性肌なんだけど、脂性肌をケアする方法ってあるの?」
このように、肌に関する悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、脂性肌や脂性肌になる原因として考えられることを紹介します。この記事を読むことで、自分が脂性肌なのか判断でき、なぜ脂性肌になってしまうのか理由を把握できるようになるでしょう。

 

脂性肌のケア方法も紹介しているので、脂性肌で悩んでいる方が、健康な肌になるよう対処していけます。

 

自分が脂性肌かどうかわからない人や原因を知りたい人、脂性肌をケアしたいと考えている人は、ぜひこちらの記事をチェックしてください。

《目次》

脂性肌の特徴

「脂性肌」とは、皮脂が過剰に分泌されている肌のことで、オイリー肌とも呼ばれます。

 

顔の肌がテカったり、触るとベタついたりしている人は、脂性肌の可能性があるでしょう。顔のテカリやベタつきは、過剰な皮脂の分泌によって起こっているためです。脂性肌の人は、顔全体がこのような状態になっているとされています。

 

なお、Tゾーンだけ皮脂が多く、他の部分が乾燥しているという場合は混合肌になるので、脂性肌ではありません。

 

出典:脂性肌でお悩みの方へ|ネクサスクリニック
参照:https://nexusclinic.jp/oilyskin/

脂性肌の主な原因は2つ

皮脂の分泌をつかさどっているのは、男性ホルモンの1種である「テストステロン」や、ステロイドホルモンの1種である「アンドロゲン」です。

 

これらのホルモンは、生活習慣や加齢などさまざまな要因から影響を受けるでしょう。その結果、過剰に皮脂を分泌するようになるといわれています。

 

脂性肌の原因となるのはどのようなことか、紹介します。

 

出典:脂性(あぶらしょう)|渋谷スキンクリニック
参照:https://shibuya-skin.com/dermatology/oily/

生まれ持っての体質

もともと男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が多い体質の人は、脂性肌になりやすいでしょう。

 

男性ホルモンといっても、男性だけにあるホルモンという訳ではなく、女性も分泌しています。ただし一般的に、男性の方が分泌量は多いでしょう。

 

出典:脂性(あぶらしょう)|渋谷スキンクリニック
参照:https://shibuya-skin.com/dermatology/oily/

ストレスや飲酒

生活習慣の乱れによって、男性ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあります。ストレスをためたり過剰に飲酒したり、寝不足になったりしていると、脂性肌の原因になるでしょう。

 

また、食生活にも注意が必要です。食事で脂質を摂りすぎていた場合、脂性肌の原因になることがあります。脂質が多く含まれる食品には、バターやラード、牛脂やショートニングなどが該当します。

 

出典:脂性(あぶらしょう)|渋谷スキンクリニック
参照:https://shibuya-skin.com/dermatology/oily/

脂性肌でよく起こる肌トラブル

脂性肌になると、肌のベタつきやテカリが気になるだけでなく、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなるでしょう。メイクをしてもすぐ崩れたり、肌が黒ずんでしまったり、炎症に悩まされたりする可能性があります。

 

ここでは、脂性肌の状態で起こりやすい肌トラブルを紹介します。これらの肌トラブルで日常的に悩まされている人は、脂性肌の可能性があるでしょう。

 

出典:オイリー肌(脂性肌)は改善できる?皮膚科医が改善策や治療について解説!|はなふさ皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%aa%e3%83%bc%e8%82%8c%ef%bc%88%e8%84%82%e6%80%a7%e8%82%8c%ef%bc%89%e3%81%af%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%ef%bc%9f%e7%9a%ae%e8%86%9a%e7%a7%91%e5%8c%bb%e3%81%8c

ニキビができる

脂性肌の人は皮脂の分泌が多いために、普通肌の人よりもニキビができやすいでしょう。

 

大量に分泌した皮脂が毛穴にたまり、白ニキビや黒ニキビができます。さらには、肌の常在菌であるアクネ菌が、皮脂を栄養として増殖することにより、赤ニキビ(炎症を起こしたニキビ)となっていきます。

 

上記を予防するためには、こまめに汗を拭いたり、皮脂の分泌を抑えたりすることが必要です。

 

出典:脂性(あぶらしょう)|渋谷スキンクリニック
参照:https://shibuya-skin.com/dermatology/oily/

 

出典:皮膚と常在菌|医療法人立石医院
参照:https://www.tateishi-ent-cl.com/2018/09/13/920/

皮脂がつまり黒ずむ

毛穴に皮脂と角質がたまると「角栓」ができ、酸化して黒ずみます。

 

特に角栓はTゾーンや小鼻、頬で目立ちやすく、毛穴が開いて見えるのが特徴です。また、角質に含まれるメラニンにより、肌が黒ずんで見えることがあります。メラニンとは、紫外線などのダメージから肌を守るために生成された、黒色の色素のことです。

 

出典:オイリー肌(脂性肌)は改善できる?皮膚科医が改善策や治療について解説!|はなふさ皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%aa%e3%83%bc%e8%82%8c%ef%bc%88%e8%84%82%e6%80%a7%e8%82%8c%ef%bc%89%e3%81%af%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%ef%bc%9f%e7%9a%ae%e8%86%9a%e7%a7%91%e5%8c%bb%e3%81%8c

メイクがよれる

脂性肌の人はふだんから皮脂の分泌が多いので、メイクをしてもファンデーションがよれてしまうでしょう。

 

大量の汗などでファンデーションが浮き、皮脂の油分によって溶けだしたファンデーションが、シワや毛穴部分にたまりやすくなります。

 

油分は化粧品にも含まれている場合があります。そのため、メイクの厚塗りで化粧崩れを防ごうとしても油分がさらに増えてしまうだけで、あまり効果がないでしょう。

脂性肌の治し方

脂性肌の人は、生活習慣や使っている化粧品の成分を見直したり、スキンケアを心掛けることでケアしていけるでしょう。

 

もし間違ったスキンケアをしていると、皮脂の過剰分泌の原因にもなります。以下を参考に、脂性肌を改善していきましょう。

 

出典:オイリー肌(脂性肌)のスキンケアとは?化粧水や乳液の選び方のポイントを解説。|日比谷ヒフ科クリニック
参照:https://www.hibiya-skin.com/column/202402_01.html

泡立ててしっかり洗う

脂性肌の人は皮脂が過剰に分泌されているので、毎日洗顔料を泡立てて洗顔して、余分な皮脂や汚れを落とすようにしましょう。

 

ただし、このときに皮脂を落とそうとするあまり、ごしごしと擦りすぎてはいけません。肌のバリア機能を低下させる可能性があります。洗うときは泡で洗うようにして、肌への摩擦を減らしましょう。

 

洗顔後に顔をすすぐ際も、熱いお湯だと必要な皮脂まで流してしまうので、ぬるま湯を使うように気をつけてください。

 

出典:オイリー肌(脂性肌)のスキンケアとは?化粧水や乳液の選び方のポイントを解説。|日比谷ヒフ科クリニック
参照:https://www.hibiya-skin.com/column/202402_01.html

化粧水で保湿ケアをする

脂性肌でも、洗顔した後はしっかり保湿しましょう。

 

洗顔した後は水分が抜けているので、水分を補うためにどのような肌質の人でも保湿は欠かせません。もし保湿せずにいると、肌が乾燥に反応し、さらに皮脂の分泌が過剰になります。場合によっては、肌の状態が悪化する可能性もあります。

 

出典:オイリー肌(脂性肌)のスキンケアとは?化粧水や乳液の選び方のポイントを解説。|日比谷ヒフ科クリニック
参照:https://www.hibiya-skin.com/column/202402_01.html

オイルやクリームは使わない

脂性肌はすでに皮脂の量が多いので、油分の多い化粧品は避けましょう。

 

皮脂の分泌が少ない人であれば、油分が多い化粧品は向いています。しかし、脂性肌の人が使うと、すでに皮脂が多い上に油分を足してしまうので、テカリやベタつきがひどくなってしまうでしょう。

 

脂性肌の人は、オイルフリーの化粧品を使いましょう。WASSER(バッサ)の化粧品は無添加で肌に優しく、オイルフリーなのでおすすめです。

 

出典:WASSER(バッサ)|株式会社ササキ
参照:https://www.wassershop.jp/concept/

生活習慣を改善する

脂性肌の原因に生活習慣が考えられるときは、飲酒や食事、睡眠時間などを見直すことで改善していけるでしょう。

 

飲酒や脂質の多い食事によって、皮脂が過剰に分泌される可能性があります。また、寝不足によって男性ホルモンのバランスを崩すこともあるでしょう。

 

生活習慣を整えることで、皮脂の過剰分泌を抑えて、脂性肌をケアしましょう。

 

出典:飲酒・喫煙はニキビにも影響するの?|KM新宿クリニック
参照:https://www.kmshinjuku.com/acne/column/%E9%A3%B2%E9%85%92%E3%83%BB%E5%96%AB%E7%85%99%E3%81%AF%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%83%93%E3%81%AB%E3%82%82%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%EF%BC%9F/

 

出典:脂性(あぶらしょう)|渋谷スキンクリニック
参照:https://shibuya-skin.com/dermatology/oily/

適切なケアで脂性肌を改善しよう

脂性肌とは、皮脂が過剰に分泌されて肌が油っぽくなることです。脂性肌はストレスやふだんの生活、生まれつきの体質などが原因で起こります。

 

脂性肌になることで顔が黒ずんだり、メイクが崩れやすかったり、ニキビができることがあります。

 

しかし、脂性肌はケアすることで改善が期待できるでしょう。毎日丁寧に洗顔と保湿を行い、生活習慣を改善して脂性肌をケアしましょう。

 

出典:オイリー肌(脂性肌)は改善できる?皮膚科医が改善策や治療について解説!|はなふさ皮膚科
参照:https://mitakabiyou.com/column/%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%aa%e3%83%bc%e8%82%8c%ef%bc%88%e8%84%82%e6%80%a7%e8%82%8c%ef%bc%89%e3%81%af%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%ef%bc%9f%e7%9a%ae%e8%86%9a%e7%a7%91%e5%8c%bb%e3%81%8c

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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