【専門家監修】日焼け後に肌をケアする手順とは?WASSERのおすすめの商品を紹介
「日焼け後に、肌が赤くなる人がいるのはなぜ?」
「日焼け後の肌は、どんな状態なの?」
「日焼け後のケアって具体的に何をするといいのかな?」
このように、日焼け後の肌やケア方法に興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
「日焼けをしている肌」と聞けば、健康的に感じる方もいるでしょう。しかし、肌にとっては紫外線からダメージを受けている状態でもあります。
本記事では、日焼け後はケアをした方がいいのか、日焼け後にきちんとケアをしないことで発生するトラブル、実際のケア方法などについて紹介していきます。
この記事を読むことで、日焼けに関する知識が身に付けば、外出で日差しを気にしたり、日焼けのケアの大切さが理解できたりするでしょう。美容に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
日焼け後に肌のケアをした方がいいの?
日焼けすると、体はメラニン色素を作り出して肌が黒くなりますが、これは体の防御機能が正常に働いている証です。
「防御機能の正常な反応」といえば、プラスに聞こえる面もあるでしょう。しかしながら、医学的観点から見ると、紫外線などから刺激を受けることから、日焼けはやけどの一種と考えられています。
やけどは皮膚の損傷を意味するため、日焼け後のケアは必要であると考えましょう。
出典:日焼け|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjuku-cli.com/hifuka/service_35.html
日焼け後にケアをしないと起こるトラブルとは?
日焼け後にケアをしないままでいると、肌の老化として代表的な症状である、シミ・シワ・たるみなどの原因になってしまう可能性があります。
シミ・シワ・たるみなどが出てくると、実年齢よりもずっと上の年齢に見られてしまうこともあるでしょう。美しい肌を保つためには、しっかりと紫外線対策をすることが大切です。
出典:日焼けのエトセトラ|さくらクリニック
参照:http://www.sakura-beauty.jp/suns/index.html
日焼け後の肌の状態
日焼け後の肌の状態は、季節やどの程度の時間紫外線を浴びたかによっても変わってきます。また、肌が強いか弱いかなど、体質によっても症状の出方はさまざまでしょう。
ここでは、日焼け後の状態に合わせて、皮膚にどのようなことが起きているか紹介します。
肌が赤くなる場合
日本人の肌は、主に以下のような3つのタイプに分かれていると言われています。
・タイプ1:赤くなりやすく、黒くなりにくい
・タイプ2:ほどほどに赤くなり、黒くもなる
・タイプ3:赤くならず、黒くなりやすい
肌が赤くなる場合は、タイプ1とタイプ2に該当する人です。これは、メラニン色素の量が不足して防御機能が足りていないことを意味しています。特にタイプ1の人は、日焼け後、痛みや痒みを伴うことが多いでしょう。
肌が赤くなる現象は、紫外線によるDNA損傷が起きていることを表しています。皮膚がんの発症が増加する可能性もあるため、注意が必要です。
出典:日焼け|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjuku-cli.com/hifuka/service_35.html
出典:日焼けについて|いしわ内科皮フ科クリニック
参照:https://ishiwa-clinic.com/skin/%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A%E3%81%A8%E6%97%A5%E7%84%BC%E3%81%91%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97/
肌が黒くなる場合
肌が黒くなる傾向がある人は、メラニン色素を作る力が高いとされています。紫外線による肌の炎症が起きにくいため、シミ・シワ・たるみになりにくい傾向にあります。
しかし、メラニンが多く作られることで、黒い肌色が定着して、くすみや肌のごわつきが出やすいでしょう。
出典:日焼けについて|いしわ内科皮フ科クリニック
参照:https://ishiwa-clinic.com/skin/%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A%E3%81%A8%E6%97%A5%E7%84%BC%E3%81%91%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97/
日焼け後にすぐケアをしなければならない理由とは?
日焼けは軽度のやけどのため、ケアを怠ればダメージが残ってしまいます。シミ・シワ・たるみの原因にもなるため、すぐにケアすることが大切です。軽度な日焼けであれば、適切なケアを行うことで、皮膚トラブルにつながるリスクを軽減できるでしょう。
出典:日焼け|新宿駅前クリニック
参照:https://www.shinjuku-cli.com/hifuka/service_35.html
日焼け後に肌をケアする手順
日焼けをそのままにしておくことは、シミ・シワ・たるみなどの原因を放置することにつながるため、適切なケアが必要と言えるでしょう。
ここでは、日焼け後の肌ケアの一般的な手順を紹介します。皮膚トラブルを回避するためにも、日焼けしたときには以下の流れでケアしてみましょう。
肌を冷やす
日焼けした肌はやけど状態にあるため、まずは冷やして熱を抑えましょう。特に、肌に赤みがあって、ヒリヒリした痛みや火照りを感じる場合は、軽いやけどを負っている状態と考えてください。できるだけ早く肌を冷やすのが肝心です。
日焼けした箇所を冷やすには、水で濡らしたタオル、または氷水や保冷剤を入れた氷のうを当てたり、冷たい流水を直接当てたりする方法などがあります。
日焼けの範囲が大きい場合は、冷たいシャワーを浴びて広範囲を冷やすと良いでしょう。このとき、水の勢いが強いと刺激が強くなってしまうため、弱めの水流で優しく冷ますようにしてください。
出典:日焼けのエトセトラ|さくらクリニック
参照:http://www.sakura-beauty.jp/suns/index.html
保湿をする
日焼け後の肌は、水分が蒸発したことで乾燥しやすくなっているため、保湿剤を使用することが重要です。このとき使用する保湿剤は、低刺激なものがおすすめです。火照りが治まってきて、肌の汚れを綺麗に落としてから使用しましょう。
なお、日焼け止めを塗っている場合は、保湿前に綺麗に落とす必要があります。摩擦は肌へのダメージにつながるため、優しく丁寧に洗い流しましょう。タオルでふく際も、ゴシゴシ動かさず、水分を押さえるように拭き取ってください。
ビタミンや水分の補給をする
ビタミンは体内では合成することが難しいため、食事やサプリメントで摂取する必要があります。
特に、ビタミンCはシミ予防になるため、積極的に摂取していきましょう。ビタミンCの吸収率を効果的に高めるには、食物繊維と一緒に摂るのがポイントです。
出典:e-ヘルスネット|厚生労働省
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html
出典:日焼け止めの重要性|池袋さくらクリニック美容皮膚科
参照:http://www.sakura-beauty.jp/suns/index.html
ひどい場合は皮膚科で受診する
日焼け後は、想像よりもひどいやけど状態になっている可能性があります。赤くなってヒリヒリした痛みが強いときや、水疱ができたときなどは速やかに皮膚科を受診しましょう。そのままにしてしまうと、発熱や倦怠感の症状が出てくることがあります。
出典:やけど|日本皮膚科学会
参照:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa8/q03.html
パーツ別による日焼けした肌をケアするコツ
日焼けするときに、一部分だけ日焼けしてしまうというケースは珍しくありません。場所によって効果的なケア方法が変わってくるため、以下で紹介するケアのコツを参考にしてみてください。
- 頭皮や髪の場合
- 顔の場合
- 身体の場合
頭皮や髪の場合
頭皮や髪が日焼けすると、やけど状態による赤みや痒み、乾燥などが起こりやすくなります。また、紫外線を浴びてメラノサイトが損傷すると白髪や薄毛になるリスクが高まるでしょう。
赤みや痒みが出ているときは、冷たいタオルや保冷剤を使って冷やすのがケアのコツです。火照りが引いた後は、保湿剤などを使用して保湿ケアを行います。乾燥の防止にもなるでしょう。
髪を洗う際は、普段より気を配る必要があります。ぬるま湯で髪と頭皮を十分に濡らし、シャンプーは指の腹で優しく丁寧に洗いましょう。乾かす際は、タオルドライを入念にして、20~30センチ程度離した位置でドライヤーを当てます。
出典:紫外線の影響は頭皮にも!?日焼けによる薄毛を予防するには|品川美容外科
参照:https://www.shinagawa.com/article/topics/501
顔の場合
顔の日焼け後のケアでは、まず冷やすことが大切です。水で冷やしたタオルや保冷剤、氷水を入れたビニール袋などを使って冷やすことで、やけどの進行や皮膚へのダメージを抑えてください。早めにケアすることで、炎症の度合いや痛み、赤みを軽減できるでしょう。
出典:日焼けはやけどです!|ながと皮膚科クリニック
参照:http://www.nagato-clinic.com/article/13754215.html
身体の場合
身体の場合も、日焼け後は冷やすことが重要です。保冷剤や濡れタオルでクールダウンさせて、やけどの進行を抑えてください。
また、体の内側のケアとして脱水症状を防ぐための水分補給も行いましょう。日焼けによって肌が熱を持っていると、体内の水分が蒸発していきます。
そのほか、ビタミンC・E・Aなどの補給も大切です。食事で摂りにくい場合は、サプリメントを活用するのもよいでしょう。
スキンケアとして、ビタミンC誘導体配合ローションを使うことも効果的です。メラニン生成を抑制し、シミやシワの予防にもなります。
出典:正しい日焼け対策を身につけよう!日焼けの症状と効果的な対策&アフターケア|美容皮膚科タカミクリニック
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/pigmented/139064/
日焼けする前に肌をケアする方法はある?
紫外線のダメージを受けると、シミ・シワ・たるみの原因を作ってしまうことになるため、肌の老化は速まります。日焼け後のケアだけではなく、日焼け前のケアが重要と言えるでしょう。
日焼け前のケアとしては、以下のようなことが挙げられます。
・春から夏など紫外線量が増える季節や、太陽が高い位置にある時間の外出時間は控える
・日傘やサングラスを使用する
他にも、いくつかのケア方法があるため、自分に合ったケア方法を見つけて、きちんと実践することが大切です。
日焼けする前に肌をケアするポイント
日焼け後のケアも大切ですが、肌の紫外線ダメージを軽減させるには、日焼けの度合いを抑えることが重要になるでしょう。
ここでは、日焼けする前にできる肌のケアについて詳しく紹介します。
- 日焼け止めを使う
- 天気が悪い日や屋内でも紫外線対策をしておく
- 外出時には日傘を利用する
- 紫外線が強い昼間の外出を避けるようにする
日焼け止めを使う
日焼け止めは、肌の表面にムラが出ないように均一に塗りましょう。顔の場合は、額やあご、両頬、鼻などに少量ずつ日焼け止めを乗せて伸ばします。
1回だけでは塗り残しができる場合もあるため、2回は日焼け止めをつけた方がよいでしょう。フェイスラインや髪の生え際、首にも忘れずに塗ってください。
日焼け止めには、SPFとPAの表示が書かれていることがあります。SPFは、皮膚が赤くなってヒリヒリする日焼けを防止させる効果、PAは皮膚の色が黒ずみを防ぐ効果があります。
日焼け止めは、SPFの数値が高いものや、PAの「+」の数が多いものほど効果が高くなります。海やプールなど、日に当たる時間が長い場合は、「SPF50・PA++++」の日焼け止めを使うのが望ましいでしょう。
なお、汗などで落ちてしまうことが気になる場合は、ウォータープルーフタイプがおすすめです。
ただし、日焼け止めは朝塗ったからといって1日中持つものではありません。2~3時間で塗り直すようにしましょう。
出典:紫外線から肌を守る正しい対策とは?肌の光老化を防ぐ極意を伝授!|タカミクリニック
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/pigmented/139058/#toc-5
天気が悪い日や屋内でも紫外線対策をしておく
日焼けは、晴れているときにだけ起こるものではありません。曇りでも雨の日でも、紫外線は地上に到達するため、日焼けする可能性があります。
天気が悪い日や屋内でも紫外線対策は大切です。
出典:紫外線とは|環境省
参照:https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/01.pdf
外出時には日傘を利用する
日傘は、太陽から降り注ぐ紫外線を防いでくれます。雨の日でも紫外線は降り注いでいるため、できるだけ対策した方が良いでしょう。
日傘には晴雨兼用のものもあるため、外出時に利用することをおすすめします。
紫外線が強い昼間の外出を避けるようにする
日中の戸外活動時間によって、紫外線に当たる量は変わってきます。紫外線が強いのは正午をはさむ10時〜14時とされているため、この時間は外出を避けるようにしましょう。
出典:紫外線とは|環境省
参照:https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/01.pdf
WASSERの日焼けのケアにおすすめの商品
「WASSER」は、敏感肌の方にもおすすめのブランドです。肌への優しさを追求しながら、無添加やオイルフリーなど、使っている成分にもこだわっています。
ここからは、WASSERの日焼けケアにおすすめの商品を紹介していきましょう。
フェイシャルマスク
WASSERのフェイシャルマスクには、アミノ酸とジェル美容液が配合されています。週1回、15分間マスクをつけることで、必要なアミノ酸成分が浸透し、日焼け後に紫外線から受けたダメージの回復を図ったり、肌にうるおいを与えてくれたりするでしょう。
出典:【バッサ】フェイシャルマスク|WASSER
参照:https://store.wassershop.jp/product/detail/13
ミネラルパウダーサンスクリーン
WASSERのミネラルパウダーサンスクリーンもおすすめです。日焼け止めを塗り直すことが難しいときなど、SPF入りのパウダーをつければ日焼けを防げるでしょう。
WASSERのミネラルパウダーサンスクリーンは、天然ミネラル100%です。紫外線吸収剤やアルコール、石油系・植物性合成界面活性剤などを使用していないため、肌に優しく、敏感肌の方にも使いやすいでしょう。
出典:UVパウダー|WASSER
参照:https://store.wassershop.jp/product/list/11
日焼け後に肌のケアのやり方を知っておこう
「日焼けしている肌」には、健康的な印象がある人も多いでしょう。しかしながら、医学的視点で見れば、日焼けは「やけどの一種」と言われています。
日焼けはシミ・シワ・たるみなどの原因に大きく関係することもあるため、注意が必要です。本記事で紹介した内容などを参考にして、日焼け後の肌のケアは徹底しておきましょう。
それでも、肌が真っ赤になってしまった、ヒリヒリして痛みがひどい、水膨れができた、などの症状が出た場合は、迷わず皮膚科など受診することをおすすめします。
監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)
順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。