コラム─ Column ─

【専門家監修】敏感肌とは?代表的な症状や起こる理由と対策のポイントもあわせて紹介

「肌がよくかぶれてしまうのは何でだろう?」
「敏感肌になってしまったが、どのような化粧品を使用したらよいのか?」
「敏感肌を改善したいが、何に気をつけたらよいのだろうか?」
このような敏感肌ならではの悩みをお持ちではないでしょうか。

 

本記事では、肌が敏感に傾く理由やその対処法、日常生活で気をつけるポイント、肌がダメージを受けやすい時期など、様々な角度から敏感肌について紹介しています。また、どのような化粧品がよいのかという点にも触れています。

 

この記事を読むことで、敏感肌に合ったスキンケアや肌に負担をかけない方法、肌がかぶれてしまう原因などを知ることができるでしょう。

 

敏感肌や肌のかぶれでお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。

敏感肌とは?

敏感肌とは刺激を受けやすい肌のことをいい、通常よりも肌がかぶれやすく、炎症・乾燥などの肌トラブルが発生しやすい状態のことです。

 

肌内部にある角質層の保湿力・保護力の低下による潤い不足が、敏感肌の主な原因とされています。肌の潤い不足は、遺伝や体質が原因で発症する場合もあれば、生活環境が原因となる場合もあるでしょう。

 

敏感肌は刺激に弱いため、通常の肌よりも年齢や季節、環境に合わせた、念入りなスキンケアが求められます。

敏感肌になってしまう主な理由

角質層にある皮脂量と水分量のバランスの崩れが、敏感肌になる主な理由です。

 

肌の調子がよい状態というのは、角質層の潤い成分・保湿成分・皮脂膜の3つのバランスが整っている時です。しかし、そのバランスが崩れてしまうと角質層のバリアー機能(保湿効果・保護力)が低下するとともに肌の潤いも不足、これが敏感肌へと繋がります。

 

肌のバランスが崩れると、アルカリ性に傾いてしまうのも理由の1つです。

 

バリアー機能が働いている時は肌がアルカリ性に傾いても中和が行われ、弱酸性へとバランスを整えることができます。しかし、敏感肌の場合は中和が行われにくく、肌がダメージを受けやすくなる傾向があります。

 

WASSERでは高濃度イオン水ジェルを成分に使用し、アルカリ性から弱酸性へとバランスを整えることを目的としています。乾燥肌や敏感肌用の化粧水としてお勧めです。

 

他にも日常生活の中には、角質層に悪い影響を与えて敏感肌にさせる原因が様々あります。ここから紹介する5つの事項は、いずれも角質層に悪影響を及ぼすため、生活する上で気をつけてください。

生活リズムの乱れ

敏感肌になる理由の1つに、生活リズムの乱れがあげられます。睡眠不足や食生活の乱れなどは、肌に悪い影響を与えるでしょう。

 

朝起きた際に肌のかさつきを感じる時は、睡眠が足りず肌がダメージを回復できていない可能性があります。 しっかりと睡眠を取りましょう。

 

不規則な食生活・栄養の偏りは、肌の栄養不足や血行不良の原因です。肌にダメージを与えるため、気をつけましょう。

紫外線からのダメージ

紫外線も、肌にダメージを与える原因です。紫外線による日焼けが肌を乾燥させ、潤い不足にさせます。

 

他にも、紫外線はシミやくすみの原因でもあるため、外出時は紫外線対策を行ってください。紫外線は年中降り注いでいるため、日差しの強い夏場だけの対策ではなく、1年中の対策を心掛けましょう。

空気の乾燥による水分不足

空気の乾燥は、肌の水分不足と皮脂分泌低下の原因です。水分と皮脂が不足すると肌が乾燥し、角質層にダメージが蓄積されます。

 

日ごろから、室内の空気が乾燥していないかチェックしましょう。特に夏場や冬場の強すぎるエアコンは、空気を乾燥させやすいものです。空調を使用する際は気をつけてください。

間違った洗顔・クレンジング方法

間違った洗顔・クレンジングは、肌を傷めてしまいます。刺激の強い洗顔は肌の角質層を傷つけてしまう可能性があるため、洗顔とクレンジングは注意して行いましょう。

 

肌の汚れをきれいに落とそうと洗顔時に肌を擦ってしまうと、角質層が傷ついてしまいます。強く洗いすぎると肌が赤く炎症してしまうケースも見られるため、基本的には肌を擦ることなく、優しく丁寧に洗いましょう。

加齢や体質の変化

年齢が上がるにつれ体質も変化するため、敏感肌になる場合もあるでしょう。加齢とともに低下する皮脂分泌やホルモンバランスの変化などが、肌のバランスを崩しトラブルを招きます。

 

年齢に伴って変化する肌の状態に合わせ、今の自分に適切なスキンケアを選びましょう。

敏感肌の代表的な症状

敏感肌の人は、刺激や外部要因、自身の体調に対し、通常の肌の人よりも過敏に反応してしまいます。肌に現れる代表的な症状は、ヒリヒリとしたかぶれやかゆみ、乾燥、赤くなる炎症です。これらの症状が頻繁におこりやすい人は、敏感肌の可能性が高いといえるでしょう。

敏感肌になってしまった場合の対処法

敏感肌になってしまったら、自分で対処するか、病院に相談しましょう。

 

自分で対処するセルフケアの場合は、毎日のスキンケアや生活習慣などの見直しが必要になります。セルフケアしても改善されないようであれば、病院への受診を検討してみましょう。

セルフケアする

セルフケアに関しては、主にスキンケアの見直しと生活習慣の改善を行いましょう。毎日のスキンケアと肌に塗る化粧品などは、重要視されるポイントです。

 

スキンケアや化粧品の塗布は丁寧に行い、肌に負担がかからないよう気をつけましょう。特に洗顔する際は、強く擦ると肌に悪い影響を与えます。化粧品は、通常の成分よりも肌に優しいものが含まれたものがお勧めです。

 

WASSERでは不安定な状態の肌を整えるために、しっかりとした保湿成分を含み、無添加・オイルフリーの製品として、肌に負担をかけないようにしています。角質ケアも目的にしており、肌に優しい商品としてお勧めでしょう。

 

またWASSERの美容液・ローション・エッセンスは、肌のバランスを弱酸性にすることを目的としています。ぜひWASSERのスキンケアを使用して、肌のバランスを整えましょう。

 

肌に影響を与える生活習慣の見直しも、セルフケアの1つになります。不規則な生活習慣は肌に負担をかける行為になるため、気をつけてください。

医療機関を受診する

毎日セルフケアしても肌がよくならない時や悪化している時は、医療機関への受診をお勧めします。

 

いくらセルフケアしてみても肌が改善しない、むしろ悪化してその原因がわからない時などは、自力で治すのは難しいと判断するのがよいでしょう。ますますひどくなる前に、病院などに相談してください。

敏感肌対策のポイント

敏感肌対策のポイントを紹介しましょう。対策としては、保湿を日常生活でこまめに行うことと、肌に負担をかけないよう毎日のスキンケアに敏感肌向けの化粧品を用いることなどがあげられます。

 

現在、肌の不調が気になっている人は、ぜひ対策を確認して肌に負担をかけないようにしてください。

  • 睡眠時間や食べ物に気をつける
  • ストレスを溜めないようにする
  • 入浴方法を見直す
  • 自分の肌に合うスキンケアやメイクアイテムを選ぶ
  • スキンケア方法に気をつける
  • 紫外線対策をしっかり行う

睡眠時間や食べ物に気をつける

睡眠不足や偏った食生活は、肌に悪い影響を及ぼします。

 

肌を整えるためには、十分な睡眠を取ってください。眠りの質を高めることは肌によい影響をもたらすため、肌の調子が悪い時はしっかりとした睡眠を心掛けましょう。

 

食べ物では、多量のアルコールやカフェインの摂取が肌を不調に傾けます。過剰に摂取している場合は、控えましょう。便秘も肌によくない影響を与えるため、食物繊維をしっかり摂取し、便秘になりにくいバランスの取れた食事を意識してください。

ストレスを溜めないようにする

ストレスも肌の状態を左右するでしょう。過剰なストレスは自律神経の調子を崩し、肌を守る皮脂分泌のバランスが崩れる原因になります。

 

ストレスの原因の1つは、神経の使いすぎです。聞こえる音や周りの人のことなど、様々なことに対して敏感になってしまいますが、同様に肌も些細な刺激に反応してしまう傾向があります。

 

ストレスを溜め込まない生活習慣を心掛けて、肌に悪い影響を及ぼさないようにしましょう。体も心もバランスの取れた健康な状態を維持することが、肌を良い状態へと導きます。

入浴方法を見直す

お風呂上がりに肌の不調や乾燥を感じる人は、入浴の際、肌に負担をかけている可能性があります。入浴時の体の洗い方の見直しと、入浴後の肌の保湿をしてみましょう。

 

体を洗う時にナイロンなどの硬い素材で強く擦っている人は、保湿効果のある皮脂を落としすぎていたり、肌の角質層を傷つけたりしている場合があります。柔らかい木綿のタオルで優しく丁寧に体を洗いましょう。

 

熱い湯に入浴している人や長湯の人も、肌の保湿に悪い影響を与えるため注意が必要です。適切な温度設定をすることと、保湿効果のある入浴剤の使用をお勧めします。

 

お風呂を出た後は優しく体を拭いて、時間を空けずに保湿ケアを行いましょう。湯上がり後の肌は乾燥しやすいので、早めのケアがポイントです。

自分の肌に合うスキンケアやメイクアイテムを選ぶ

敏感肌の人は、スキンケアやメイクのアイテム選びもポイントになります。自分の肌に合ったもの、特に肌の潤いが保てるアイテムを選びましょう。

 

使用した際に違和感のあるアイテムや使用後に肌が赤くなるものなどは、肌に合っていない可能性が高くお勧めできません。他にも洗浄力が強いものや刺激の強いスクラブ入りの洗顔なども、肌に負担をかけたり保湿力を低下させたりする場合があるため避けましょう。

 

スキンケアやメイクに用いるアイテムは、保湿効果が高いものがお勧めです。WASSERは保湿効果を高めるため、水や高保湿のヒアルロン酸など様々な成分にこだわっています。

 

また、WASSERのスキンケアには高濃度のイオン水ジェルを使用しているため、古い角質を優しく取り除くナチュラルピーリングが行えます。ぜひ肌ケアに取り入れてみてください。

スキンケア方法に気をつける

スキンケアでの大事なポイントは肌を極力擦らないことと、しっかり保湿することです。

 

クレンジングの際、メイクを全て一度に落とそうとはせずに、落ちにくいマスカラなどのポイントメイクは専用のクレンジングを使用してください。全体のクレンジングには、肌への負担が少ないものを選択しましょう。

 

顔を洗う際は、使用するアイテムをよく泡立てましょう。指が顔に当たらないよう泡を使って優しく丁寧に、また水やお湯ではなく、ぬるま湯で洗顔することをお勧めします。顔を拭く時は、余計な菌が入らないように清潔なタオルを使ってください。

 

洗顔後のスキンケアは、できるだけすぐに化粧水をつけ、保湿をしっかり行いましょう。洗顔後の肌は乾燥しやすいので、化粧水や保湿は時間を空けずにしてください。

 

化粧水と保湿は、しっかり丁寧にすることもお勧めです。念入りに保湿しましょう。

紫外線対策をしっかり行う

紫外線は肌を乾燥させてダメージを与えます。外出時はしっかりとしたUVケアをしましょう。

 

UVケアには肌に負担がかからないよう、優しい処方の日焼け止めをお勧めします。日焼け止めは汗で流れる場合もあるため、こまめに塗り直しを行いましょう。日差しをカバーするための帽子や日傘なども活用してください。

敏感肌の人が注意したい時期

敏感肌の人は、ある特定の時期になるとダメージを受ける場合があります。月経前、気温や季節といった環境の変化、人によっては花粉も肌へのダメージとなるため注意が必要でしょう。

 

ここから、それぞれについて解説していきます。

季節が移り替わる時期

季節の移り変わりに伴う気温や湿度の変化は、肌に負担を与えます。

 

季節の変わり目である春や秋は1日の間で寒暖差が生じやすく、朝晩は寒く昼は暑いといった温度変化が激しいでしょう。このような寒暖差は自律神経のバランスを崩す原因になり、肌の不調にも繋がります。

 

また、冬の気温が低い時は夏と比べて皮脂の分泌が減るため、肌が不調傾向になりやすいでしょう。体が冷えると血管が細くなり、血の流れが悪くなることが皮脂分泌減少の原因とされています。

 

寒暖差が激しい時や寒い時期は肌のバランスが崩れやすいので、注意してください。

月経前

月経前はホルモンバランスの崩れによって、ニキビなどの肌荒れが生じやすくなります。

 

ホルモンバランスが崩れると皮脂が多量に分泌されるため、毛穴が詰まりやすくなるでしょう。この皮脂分泌の増加が、大人でもニキビができてしまう原因の1つです。月経前になるとニキビができてしまう人は、ホルモンバランスの崩れが原因の可能性があるでしょう。

 

生理後から排卵日前は肌が安定しやすい時期で、排卵期間・排卵後から生理前までは肌が不安定な時期と言われています。

花粉が多くなる時期

花粉が多い時期も注意が必要です。花粉症ではない人でも、花粉によって急に肌が赤くなったりかさついたりする、あるいはかぶれるなどの症状が現れる場合があります。

 

敏感肌の人は、より花粉の影響を受ける場合があるでしょう。花粉の季節に肌の不調を感じる場合は、帰宅後の洗顔をお勧めします。肌を花粉から守るため、マスクをつけることも1つの手段です。

敏感肌について理解を深めよう

敏感肌になるのは、角質層の保湿・保護機能の低下による潤い不足が原因です。肌の潤いが重要なポイントになるため、肌の保湿をしっかり行いましょう。

 

肌が潤い不足にならないように、乾燥や気温の変化などには気をつけてください。スキンケアをする際は肌に刺激を与えず、化粧品は保湿効果の高いものや肌のバランスを整える敏感肌向けのものを使用しましょう。肌に潤いを与え、不調改善にぜひ繋げてみてください。

 

敏感肌用の美容液ならWASSER(バッサ)がおすすめ!

監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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